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第17回議事録
概要
- 2018/06/15 8:00-9:10
- 参加者:楠、樋田,佐藤,島岡,須賀, 中島,曾川,荻生,肥後, 上原
agenda
- Agenda Bashing, Note Taker
- 過去議事録の確認・承認
- Status update
- TF Site Publish plan
- Security WG Item
- AOB / Housekeeping
- Tasks and To-Dos
議事サマリ
agenda1 Agenda Bashing, Note Taker
agenda2 過去議事録の確認・承認
agenda3 ステータスupdate
- TF進捗:なし
- WG進捗:メインagendaにて
- リエゾン進捗:なし
agenda4. Site Publish Plan
- 議案
- 前回、議事録について承認もらい、月曜朝に公開した。
- 今後Googleアナリティクスを埋め込みを行う予定
- 議論
agenda5 secWG
- 議案
- 進捗:Draft01で皆で書き込みを行っている状況
- アウトプット先は、日本の関係者が読める形態.IETFドラフトとしてポストする形態.TC307に対しインプットして頂く形態、の3つの形式で公開する予定.
- 3種類の性質があるが,現在はその大本となるドキュメントを作成中.
- 今月末にアルファ版を出す.前半は固まりつつある.後半の8章を拡充中.先週火曜にWG開催済.追加項目もたくさんあり各所作業中。
- 図の修正は、PPTの非修正版をGoogleドキュメントで共有済だが,来週中に修正対応予定.
- 来週すべて埋まっているという状況が嬉しい.
- 来週月曜WG開催予定.参加できる方はよろしくお願いします.
- 議論
- IDについて.前回のTFののちWGでディスカッションして、いくつかの方面から、花見の場所取りというコメントをもらってしまった.公開するのであれば、内容をしっかり出せた方がいいというコメントももらった。
- ID自体は、individualな投稿なので花見の場所取りのような意図はないが、そういう指摘もあるのでそれを受けて、前回WGでTerminologyだけを取り扱うドラフトを切り出す予定.これは7/2のCut-OFFまでに投稿を確実に行う。
- TC307でもTerminologyを整理していると聞いているが、それらとの協調も必要かと思われる.
agenda6 AOB
- coinhiveの件
- Coinhiveの件がネットでホットになってきている。VCGTFの位置付けがまだはっきりしないことと、安対基準は今後各方面ともやりとりしていかなきゃ、というのがあるので、VCGTFでの意見表明は正直難しい、と考えている。
- JBAやBCCC他各団体で意見表明の予定はあるか?
- JBAなどに出動してもらった方が良いと考えたのは、採掘という行為そのものは違法な行為ではない、というメッセージと、採掘が分散するという系の安定をより高める行為なので推奨されるべき行為である、というポジショントークがどこかに必要だと思う。
- 情報法制研究会ではどう?
- 情報法制研究会の方では、一部でこれは何かせねばならないという空気にはなっているが、全体としては、この件詳しい専門家がいるわけではないので、動きはすこし鈍いと思う。
- 採掘が一般的に仮想通貨にとって必要な作業である、というところは同意をしているが、それが悪いことに加担をしていないかどうか、というのはケースバイケースではないかという心配をしている。
- みんな、採掘とはお金をもらえるからよく分かんない計算をしているというだけになっているが、実際には台帳を確定させているという行為=言ってみれば情報処理である。情報処理の一翼を担っているということは、その行われている情報処理の内容に対して、責任を法的に問われると思う。
- その時に、MONEROは匿名通貨であり、いろんな種類の取引があるわけだけれど,違法行為も含めた情報処理に加担している意識があるのかどうか、が気になっている。
- 利用者のブラウザを間借りしている行為よりも、マイニングしている情報処理の内容に対して責任を持つ、という意識を持っている人が少ないんじゃないか、というのが1つの懸念。
- もう一つ、Nicehashでの問題。昨日のビットコインゴールドの問題で出てきているが、nicehashの場合は、悪意を持ってブロックチェーンを書き換える目的で計算能力が利用されうる、かつ、オークションで対価も受け取っている、という世界において、Re-Orgに悪用されたハッシュパワーを提供した人は、刑法上の幇助犯が成立するのではないか、という気がしているが、この辺りどのくらい議論されているのか。
- 採掘という行為を大事なことだと認めるためには、本来の仮想通貨のブロックの確定に必要な採掘を行うことは良いことである、というのは言える気がするが、そこには情報処理に加担していることの責任が生じている、ということを含めて言っていく必要があるのかないか、が気になっている。
- 今のままだと、とにかく採掘することはアウト、という話になりかねないので、そこに対してどっかで一本矢をさささないと議論が変な方向に行ってしまうな、と思っている
- TFの7月以降
- 法人で、お金を管理できるところに活動を移管したい
- 事業者以外も入っている団体であること、など要件をしっかり出しながらも具体的にコンタクトを始めていくのが良い
- 予算感としては、年間30-50万くらいは持っておく必要あり.
- 大学でも寄付の受け入れもあるので,その可能性はあり.Glocom,慶應,東大など。
- ただ、大学でやろうと思うと3ヶ月は準備にかかるだろう、というのは覚悟しないと
- どこかの組織に依存するではなく、BoTのいる大学で受け入れています、というのが良いのでは。
- 一般社団法人を立てるよりはオーバーヘッドが少ない。
- アカデミアの独立性のあるところで、多少のオーバーヘッドを認めて、今後の受け入れ先を見つけていく、というのが良いだろうというのが、今回のコンセンサス。
- TFの7月以降の開催頻度
- 組織の建て付けができれば、TFの頻度は、2週間や1ヶ月単位でよいのではないか?WGの開催頻度をあげていくほうが加速していくのではないか?
- (異議なし)
- 外への打ち出しをどうするか
- プレスを打つのか、イベント・シンポジウムをやるのか、意見収集の機会を機会を設けるか、など
- メディアへの打ち出しもある?記者会見ではなくても良いがメディアを呼んでとか。
- 技術的な内容の打ち出しであれば、6末以降随時できるが、プレス向けに出していくとなると、金融庁との関係、新団体の関係、ポリティカルな仕切りを整理しないといけない。
- それを外向けに言うことは、(会の、議論の)オプションを減らしていくことになる。
- 煩わしい物を取っ払うのであれば、純粋に技術的な検討でした、ということで発表するのは一つ。ただ、どういう落とし所を考えているか聞かれることになりそう
- 6月末の目標の文書は派手に打ち出しは行わずに,外にだしながら勉強会チックにやって行って、どのタイミングで大きく打ち出すか、は少し時間をかけて考えた方が良い。
- TFメンバーのweb掲載について
- SecWGはメンバー確定してWebに載せている.TFメンバーは載せていない状況
- 1回でも参加したら載せる、というのは議事録に残っているので、それは一つの基準ではあるが、とにかく決めたい。
- イベントのようなものを一つ立てて、そこへの参加をオプトインとして、意思を確認するのはどうか。
- (異議なし)